マンション選びのポイント

◎住宅ローンについて

*2007年3月末に、公的住宅ローンの主流だった、住宅金融公庫は廃止され、「住宅金融支援機構」という名前の独立法人となりました。

独立法人となって、「融資対象要件」の緩和があげられます。住宅金融公庫時代には、対象外であった物件でも融資を受けられる可能性が高くなったということです。 また、「敷地面積」「建物延床面積」ともに、500平米を超える物件についてのみ融資対象であったのが、比較的小規模な物件であっても融資の対象になりました。いままで、公庫からの融資を諦めていた方でも、融資を 受けられるチャンスが大きくなったということです。

*頭金とローンのバランスを考えましょう。

頭金は最低購入予定マンションの2割が必要です、と良く言われます。これは金融機関の多くが、ローンを組める金額が物件価格の8割を上限としているからです。ここで、気をつけたいのが、住宅購入のときに、物件価格以外に思った以上に費用がかかるということです。また、生活費も余裕もって貯蓄を残しておく必要もあります。引越し費用なども念頭にいれておくべきです。

例えば、ローン手続き、住宅の登記などに諸費用がかかります。この諸費用は自己資金から出すことになるので、例えば3,000万円の中古物件を購入す る場合には、諸費用が180万円、頭金を2割(600万円)用意しようという場合には、合計780万円の自己資金が必要になります。 また、住宅を購入後に貯蓄が全くない状況は避け、引越し費用も準備が必要です。ということは、780万円にプラス、引越し費用、生活費となります。最低でも、900万ぐらいは準備が必要となります。

*住宅ローンの融資額について

金融機関で多少異なってきますが、「融資限度額」があります。その融資限度額は、大きく分けて「物件による制限(担保価値)」と「借入者の収入による制限」があります。どちらかの低い方が「融資額の上限」となりますから、両方の制限に引っかからないことが最優良でしょう。

*住宅ローンの組み合わせについて

住宅ローンは金額が大きくなる場合がほとんどなので、1つの住宅ローンのみでなく、いくつものローンを組み合わせるケースがあります。住宅金融支援機構・年金住宅融資・財形住宅融資を優先して利用し、その借入限度枠をオーバーする部分について、民間の金融機関のローンを利用していたケースが多かったのですが、最近では、民間でも長期間にわたり固定金利型の住宅ローンや比較的金利の低い住宅ローンが登場してきているので、必ずしも公的・民間という従来の考え方がベストとはいえなくなってきました。また、民間の住宅ローン1本で足りる場合もあるでしょう。このことから、自分の家計にあった住宅ローンを組むことができるようになった、とも言えるのかもしれません。